「立っても座っても使える机をDIY(自作)したいけど、どうやって作ればいいのかな?自分で作るのはなんだか難しそう。。最高に自分好みのデスクができたら嬉しいんだけど。。。」
初めに使用していたスタンディングデスクは木材(約700円)で高さ調節した超簡単な自作デスク。

当時はスタンディングデスクを購入しようとすると20万円程で10万円超えは当たり前の時代。自宅用ではなく大手のオフィスメーカーからしか販売されていなかった時代です。
ただし、高さが変えられないスタンディングデスクを数年使っている中で後悔したことが多々ありました(T-T)
- 脚を骨折してしまい約1ヶ月自宅で仕事ができなかった
- 体調が優れない時に机に向かえず作業が溜まる
- 座面が高めのハイチェアを併用すると膝が痛くなる
自分の好きな様にモノづくりできるところがDIYのいいところ。でも高さ調節できる昇降式の机となるとぐんっと難易度が上がりますよね。
そこで、提案する方法が
デスクの「柱脚だけは既製品を使う!」です。
天板は自分好みの板を用意します。
昇降部分の柱脚に既製品を使うと天板高さを上げても安定感のあるスタンディングデスクを簡単に作ることができます。
- 楽に机の高さの変更が可能
- 1センチ単位で微調整が可能ため自分の体に合う高さで姿勢良く作業ができる
- 天板の高さを高くしても転倒や揺れに強く安定感が向上する
(既製品の柱脚は重く作られているため)
- 性能で選ぶ
- 実物を見て選ぶ
- 価格で選ぶ
- サポートが安心の国内メーカーで選ぶ
- トータルバランスで選ぶ

目次
なぜ昇降式のデスク柱脚が選ばれるのか?


椅子で高さ調節は危険!良い姿勢とは「足裏が床についている」ことがポイント
立っても座っても使える机をDIYするとなると、通常は天板を高くした机を作って椅子の座面高さで対応する方法をとるしかありません。
ただし、椅子で高さ調整するのはおすすめできません( ̄ー ̄;) この方法だと結局いつしか体に負担がかかってきてしまいます。


以前、自作のスタンディングデスクに座面が高いハイチェアを使っていた時期がありました。自作なので机の天板高さを変える事はできない為、座る時はハイチェアを使用するしかなかったんです。
その時期は長時間使用していると膝に謎の痛みを感じることが度々ありました。これは足置き部分があるハイチェアを使っていても同じでした。
「正しい椅子の座り方」からも分かるとおり、足裏はちゃんと床に付けることで体に負担がかからず良い姿勢を保つことができます。
だから、ハイチェアで高さを調整するのではなく、天板高さが変えられるデスクを選ぶことが正解というわけです。
昇降式の柱脚なら作業環境に合わせて高さを微調整できる
昇降式にすると、天板高さを微調整できるので常に自分に合った高さに簡単に変えることができます。
自分に合った最適高さだと、常に自分で意識することなく「自然と良い姿勢を保ちやすくなる」んです。
自分に合ったスタンディングデスクの高さが知りたい!けれど【最適な高さ】は身長だけでは決まらない!
スタンディングデスクを使用し始めると気が付くことなんですが「高さを少しだけ変えたいな」という時がよくあります。
- 足元に厚手のマットを置いた時
- スリッパや、冬に厚手の靴下を履いている時
- かかと上げ下げのストレッチをしながら仕事をしている時(←足がむくみにくくなります)
今まで私は「上下昇降しない高さが固定されたデスク」から⇒「手動式」⇒「電動式」へと作業環境が変わっていったのですが、結局は「電動式スタンディングデスク」が一番快適に使うことが出来ています。
昇降する面倒な作業も電動式だとストレスを感じないため仕事や勉強も捗りますし、立って作業することで体力もアップしました ୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭✧
高さ変更できる脚(電動式・手動式)をまとめてご紹介
「昇降式の柱脚のみ」を購入できるメーカーは限られています。天板とセット販売されている商品が多いからです。
ここでは昇降デスクの「柱脚」を特徴別にご紹介します!
- 性能で選ぶ
- 実物を見て選ぶ
- 価格で選ぶ
- サポートが安心の国内メーカーで選ぶ
- トータルバランスで選ぶ
丈夫な机を作ろうとすると柱脚はとっても重要な部分です。天板を上昇させた時もグラつかない様にしっかりとした柱脚を取り付けましょう。
① 性能で選ぶなら
FlexiSpot E7(電動式)
耐荷重125kgと耐久性はMAX。高さ記憶のメモリー機能はもちろん、障害物検知機能や小さい子供やペットがいても安心の誤作動防止ロック機能も搭載。身長が低い幼い子供とも一緒に使える全ての性能がそろったスタンディングデスク。


ブランド名 | FlexiSpot E7(電動式) |
---|---|
色 | ホワイト、ブラック |
設置できる天板寸法 ※推奨 | 幅 120~210 cm 奥行 60~80 cm 厚み ≧ 2 cm |
昇降高さ | 58~123 cm |
価格(税込) | 57,200円 |
↑柱脚と同じメーカーの天板であれば、取り付けの際にビス穴が揃っているため、プラスドライバーで簡単に取り付けることができます。
② 実物を見て選ぶなら
「実店舗で実際に触ってみてから購入したい!」という方にはIKEAがおすすめ。
IKEA(電動式)


ブランド名 | IKEA BEKANT(電動式) |
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色 | ホワイト ブラック |
設置できる天板寸法 | 幅×奥行 120×80 160×80 cm |
昇降高さ | 65~125 cm |
価格(税込) | 59,990円(サイズ120×80) 63,990円(サイズ160×80) |
※昇降ボタンのみのシンプル機能。安全機能やメモリー機能はありません。
IKEA(手動式)
ブランド名 | IKEA TROTTEN(手動式) |
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色 | ホワイト チャコール |
設置できる天板寸法 | 幅×奥行 120×70 160×70 cm |
昇降高さ | 72~122 cm |
価格(税込) | 29,990円 |
③ 価格で選ぶなら
ForsTa (電動式)
メモリー機能、障害物検知機能を装備。ロック機能もあるため子供やペットが触っても安心して使用できます。


ブランド名 | ForsTa(電動式) |
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色 | ホワイト![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
設置できる天板寸法 ※推奨 | 幅 110~160 cm 奥行 60~70 cm 厚み ≧ 1.8 cm |
昇降高さ | 75~120 cm |
価格(税込) | 約24,500円 |
Capon (電動式)
安いだけではなく、メモリー機能も付いたデスク。障害物検知機能も備わっているので安心して使用できるスタンディングデスク。


ブランド名 | Capon(電動式) |
---|---|
色 | ホワイト、ブラック![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
設置できる天板寸法 ※推奨 | 幅 110~160 cm 奥行 60~70 cm 厚み ≧ 1.8 cm |
昇降高さ | 70~120 cm |
価格(税込) | 約24,000円 |
※売り切れの場合があります
FlexiSpot H1(手動式ハンドル)
電動式より安い価格で購入できる手動式。電源も不要なのでランニングコストもかかりません。


ブランド名 | FlexiSpot H1(手動式) |
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色 | ホワイト、ブラック![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
設置できる天板寸法 ※推奨 | 幅 100~160 cm 奥行 50~80 cm 厚み ≧ 2 cm |
昇降高さ | 71~121 cm |
価格(税込) | 19,800円 |
FlexiSpot EG1(電動式)
昇降ボタンのみのシンプル機能。天板の奥行が50cmのものまで取り付けることができるので、限られた省スペースの設置向き。※注意:天板奥行50cmを取り付けると壁際にピタッと付けて置くことはできません
【スリムタイプ】リビングや狭いスペースに最適!コンパクトな電動式スタンディングデスク


ブランド名 | FlexiSpot EG1(電動式) |
---|---|
色 | ホワイト、ブラック![]() ![]() ![]() ![]() |
設置できる天板寸法 ※推奨 | 幅 100~160 cm 奥行 50~80 cm 厚み ≧ 2 cm |
昇降高さ | 71~121 cm |
価格(税込) | 28,380円 |
④ サポートが安心の国内メーカーで選ぶなら


ブランド名 | SANWA SAPPLY 100-ERD010(手動式) |
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色 | ![]() ![]() |
設置できる天板寸法 ※推奨 | 幅 120~140 cm 奥行 70~80 cm |
昇降高さ | 72~123 cm |
価格(税込) | 34,800円 ※公式ページ 最安値 |
⑤ トータルバランスで選ぶなら
FlexiSpot EJ2(電動式)
初めに紹介した「①性能で選ぶFlexiSpot E7」と同様の性能が備わったデスク。昇降範囲が若干狭くなるけれど耐荷重100kgと耐久性はgood。高さ記憶のメモリー機能はもちろん、障害物検知機能や小さい子供やペットがいても安心の誤作動防止ロック機能も搭載。


ブランド名 | FlexiSpot EJ2(電動式) |
---|---|
色 | ホワイト、ブラック |
設置できる天板寸法 ※推奨 | 幅 120~210 cm 奥行 60~80 cm |
昇降高さ | 60~118 cm |
価格(税込) | 53,900円 |
まとめ
昇降式のスタンディングデスクを簡単に作ることができるアイテムが「昇降できる柱脚」です。自分好みの天板と組み合わせて素敵なデスクを作ってみて下さい。
天板をまだ用意できていない場合は、柱脚と同じメーカーの天板があれば、取り付けの際にビス穴が揃っているため、100均で購入できるプラスドライバーで取り付けることができます。電動ドライバーを用意する必要はありません。
長時間立っていると初めは足の裏が痛くなったりと体力が続きませんが、慣れてくると半日立ち続けても大丈夫になってきます(実体験)
14年以上前はスタンディングデスクはまだまだ日本では選べる商品も殆どなく20万円近くするオフィス向けの高額デスクばかりだったんです(´+ω+`)
現在はいろいろなメーカーから選べるようになりました。
商品によっては在庫切れで入荷待ちな時も多々ありますが、健康思考も相まってそれだけ立ち作業が珍しくなくなってきたということでしょう(*´∇`*)
この記事が少しでもあなたのスタンディングデスクDIYのお役に立てれば幸いです☆



無垢材の天板を選べば無印良品っぽいナチュラルテイストのスタンディングデスクも作れそうですね。





