「モニターの台が邪魔で、デスクが狭い」
「画面の高さや位置を、もっと使いやすく調整したい」
「けど、モニターアームって、どれを選んだらいいの?」

そんなときに便利なのが、モニターアームです。画面を浮かせることでモニター下にスペースが生まれ、デスク周りの小物を置いたり、天板上が掃除しやすくなります。
ただ、手頃なモデルから高価格帯まで種類が多く、どれを選ぶか迷いますよね。
この記事では、人気で定番のモニターアームも比較し、失敗しない選び方も整理しています。
1画面で使うシングルタイプと、2画面を取り付けるデュアルタイプに分けて、おすすめのモニターアームを紹介します。価格だけでなく、動かしやすさに関わる構造、対応するモニター、昇降デスクとの組み合わせも比較します。

筆者が使用しているエルゴトロンLX(米国)とHUANUO(中国)のモニターアームの感想に加え、昇降デスクで使う際の配線や取り付けのポイントも紹介します。
また、地震対策としても取り入れたいアイテムです。
おすすめの人気 モニターアーム|シングルモニター用
ここでは、一番スタンダードな取付方法のクランプ式(グロメット式含む)をピックアップします。※左右・前後・角度だけでなく上下移動もOKです
ERGOTRON(エルゴトロン)LX デスクマウント|「迷ったらコレ」と言われる定番のモニターアーム




- 耐荷重3.2~11.3kg、製品保証10年間、34インチまで対応
- しっかりとした作りとスムーズな動作
- マットブラックの質感でデザインも◎(ホワイトもあります)
- 価格だけで決めず、作りやデザインも含めて選びたい人に◎
- 長く売れ続けている定番のモニターアーム



↑筆者も実際に使って気に入っている点は、しっかりとした作りとマットブラックの見た目。毎日目に入るデスク周りのアイテムなので、使い勝手だけでなく、外観に満足できることも選んでよかった点です。
6年以上使い続けていますが全く壊れる気配はなく、今でも売れ続けている人気のアームです。
筆者の使用環境では安定感にも満足していて、31.5インチの重いメインモニター用として使っています。
価格だけで決めず、作りやデザインも含めて選びたい人に紹介したいモデルです。
調べたら中古でも高く売る事ができるので、使用しているブラックからホワイトへの買い替えも気になっています…
Pixio(ピクシオ) PS1S Wave|豊富なカラー、アームの色をデスクに合わせたい人に


- 耐荷重1-9kg、製品保証2年間、17-32インチ対応
- カラーは全10色。ブラック、ホワイト、ベージュ、グリーン、ピンク、ピンクデビル、ブルー、ブルーエンジェル、パープル、イエロー
- 上下左右の可動域がスムーズで、縦横無尽にスムーズに動かせる
- デザインだけでなく、低価格帯ながら品質の良さも評価されている



デスク周りを白や淡い色でそろえているなら、モニターアームの色も気になるところ。
デスク全体の見た目も大切にしたい人に紹介したいシリーズです。
他にはないカラーが沢山あって、とにかく、か…可愛い♡
HUANUO (ファーノー)|初めてモニターアームを購入する人に


- 耐荷重2~12kg、製品保証5年間、13~49インチ対応
- コスパ重視で選ばれる人気メーカーのモニターアーム
- 初めてモニターアームを購入する人に最適



↑筆者も5年以上使用し続けているモニターアームです。他の激安メーカーの口コミ等とも比較し購入しました。
組み立て・使用感も問題なく快適に使えています。
使い勝手と購入価格のバランスに満足できたので、別モニター用にも追加購入しました。
Green House(グリーンハウス)GH-AMDU1|ワイドモニターとすっきりした天板裏を両立したい人に


- 耐荷重2~20㎏、製品保証3年間、49インチまで対応
- 大きなモニターに使い、アームの固定金具でデスクの下を圧迫したくない人の候補
- 天板の上から締められるスリムなクランプ
- 下側への出っ張りを抑えた構造なので後ろ姿のデザインが◎
おすすめの人気 モニターアーム|デュアルモニター用
メイン画面で作業しながらサブ画面で連絡を確認する。2画面を使うデスクでは、モニターアームでそれぞれの画面位置を調整すると、配置の自由度が広がります。
ここでは、価格を抑えて導入したい人向けと、品質や長期使用を重視する人向けに分けて紹介します。
HUANUO (ファーノー)|価格を抑えながら品質を重視したい人に


- 耐荷重2-9kg(アーム各1本当たり)、製品保証5年間、13-32インチ対応
- 2画面を横だけでなく縦にも設置可能
- 低価格帯ながら、モニターの保持力や安定性、強度も高く評価されているモニターアーム
ERGOTRON(エルゴトロン)LX Pro|頻繁に動かし長期使用を重視する人に


- 耐荷重1.8-10kg(アーム各1本当たり)、製品保証10年間、27インチまで対応
- 2画面を横だけでなく縦にも設置可能
- 耐久性が高いCFTメカニカルスプリング式
- モニター位置を頻繁に動かす方には有力な選択肢
サンワダイレクト デュアルモニターアーム 100-LA030|同じサイズのモニターを横設置する場合に最適なモデル


- 耐荷重10kg(アーム各1本当たり)、製品保証1年間、30インチまで対応
- 左右を個別に高さ調整できない分、同じ高さに横並びで設置し、位置を大きく変えずに使う人向き
- 日本メーカーで購入後のサポートが安心
Acer デュアルモニターアーム|コストを抑えながらスムーズな調整を重視する人に


- 耐荷重2.2~9kg(アーム各1本当たり)、製品保証1年間、17~32インチ対応
- 高さ調節は20~46cmと可動範囲は小さいため、横に2画面設置がコスパ◎
- スムーズにアームの調整ができるところが評価されているモニターアーム
モニターアームの選び方|失敗しないための4つの注意点
- 取付け方法(大きく分けて4種類)
- 可動範囲
- VESA規格(モニター裏の取付ネジ間隔)
- 対応重量の下限と上限
取付けの仕方や可動する範囲、モニターに対応している規格(VESA規格)の確認、設置するモニターの重さに耐えられるのかチェックしていきます。
①取付方法
取付け方法には主にクランプ式、グロメット式、ポール固定式、壁面固定式の4種類あります。
天板に挟んで固定するクランプ式と、天板の穴を使うグロメット式では、必要な取り付けスペースが異なります。両方に対応する製品もありますが、別売部品が必要な場合もあるため、購入する前に付属品を確認してください。
固定の可否は方式だけでは決まりません。天板の厚み・材質・形状と、メーカーが指定する条件を確認してください。
- クランプ式(最もポピュラーな固定方法)
クランプ式は、天板の端を上下から挟んで固定します。天板に穴を開けずに設置できますが、対応する厚さだけでなく、天板裏に固定金具を収めるスペースが必要です。※天板厚さと挟む部分の奥行に注意

- グロメット式(天板の穴を使って固定)
グロメット式は、天板の穴にボルトを通して固定します。 ※必要な穴の大きさ、天板厚さに注意

- ポール固定式(支柱に取り付け)
ポールを挟んで固定※ポールの径に注意

- 壁面固定式
壁内の木材やコンクリート壁に固定

この4種類の固定方法では、クランプ式が一番スタンダードです。
②可動範囲を確認


上下、左右、前後移動させ、角度も変えることができるのかをチェックします。また、画面を回転させて縦向きで使用できると何かと便利です。
また2画面以上を設置する場合は、モニターの画面サイズによっては左右・上下にぴったりときれいに設置できない場合があるので、可動範囲の寸法の確認も必須です。
③モニターに対応しているVESA規格
VESA規格とは、モニター裏の取付けネジ穴の間隔のことです。
モニターの仕様表で、VESAの取り付け穴の間隔と、指定されているネジを確認してください。


モニターの大きさや重量によってネジ穴の間隔が変わります。大抵のモニターにはネジ穴があります。ネジ穴がないタイプはVESA非対応のモニターとなります。
一般的には75×75mm、100×100mmの2種類で、重さやモニター画面が大きくなると200×200mmと間隔が広くなることが多いです。
VESA非対応のモニターは、メーカーが案内する専用アダプター(マウントホルダー)の有無や対応条件を確認してみてください。
例えば、VESA非対応用のマウントホルダーって、こういう部品です↓




④対応重量の下限と上限
モニターアームには最大重量だけでなく、対応する最低重量が決められている製品もあります。軽すぎるモニターは任意の高さで止まらない場合があるので、対応重量の上限だけで選ばないように注意してください。
⚠️最低重量にも注意
例えば、下記の商品は、メーカー仕様で2〜20kg推奨、2kg未満は使用不可です。
- 8kgのモニター:重量条件の範囲内で使用可能。ただし、VESAや天板も確認する
- 1.9kgのモニター:最大20kg以下でも、重量条件の範囲外で使用不可
と判断できます。



設置するモニターの重量を、耐荷重より少し余裕を持たせて選ぶのが失敗しにくいです。
メーカー名だけで選ばず、仕様・品質・保証を確認する
モニターアームを販売しているメーカーは数多くあり、例えばAmazonで検索してみてもどのメーカーの商品を選んでいいのか分からなくなるくらい沢山あります。
- Amazonベーシック
- エルゴトロン
- グリーンハウス
- HP(ヒューレット・パッカード)
- HUANUO
- エレコム
- Loctek
- Pixio
- ErGear
- I-O DATA…等
価格は安いものでは約3千円から、高いものでは2万円以上と様々です。
中でも、長く安心して使用できるのがエルゴトロンです。エルゴトロンのモニターアームは医療機関でも使用されていて、いわゆるプロ向けです。どこのメーカーを選んだらいいのか決めることができないならエルゴトロンを選んでおけばまず間違いはないかと思います。
エルゴトロンのモニターアーム12000円したけどめちゃくちゃ満足してる
下手なモニターアーム買って失敗するより高いの買ったほうが満足度たかいな
安物買いの銭失いにならなくてよかった(´・ω・`)— ティキン@新陳代謝フォーム (@chickenguy2525) May 31, 2021
安いモデルと高いモデルは何が違う?
比較したいのは、対応するモニターの重さ、位置を変える仕組み、動かせる範囲、取り付けやすさ、保証期間です。
同じ位置に固定して使うことが多いなら、必要な位置に置ける手頃なモデルも候補になります。画面を頻繁に動かすなら、調整方法や可動範囲を詳しく比較したいところです。
極端に安すぎると丈夫さに注意は必要
モニターアーム壊れた……
— 赤いきつね (@ota_masa_11) February 11, 2017
やっぱ安すぎるのはダメなのかも
一度使うと元には戻れないから買い直さなければ
安物モニターアームはアーム死ぬので絶対いいの買った方がいいよ。
— なりです@マイクラ建築Youtuber (@nataku43yy) July 19, 2024
ペットボトルでやった一時的な補強外した動画↓ pic.twitter.com/XArx4CgdqE
モニターアーム、モニターが重みで下を向く、安物はあかんか〜
— ひろ&SD㌠ 次は多分ドルパ56 (@utakatanote) February 27, 2025
価格が3千円台で購入できるモニターアームもあります。ただし、価格だけでは使いやすさや取り付けの可否は判断できません。



画面を頻繁に動かす方は調整方法や可動域を、ほぼ同じ位置で使う方は必要な位置に固定できるかを優先すると、用途に合う候補を絞りやすくなります。
天板を傷つけたくないなら「補強プレート」
補強プレートは、取り付け部分にかかる力を分散させるための補助用品です。特に、天然木で柔らかい素材の天板の場合は、補強プレートを設置することで、万が一の傷の予防になります。
※アームの取り付けが禁止されている天板を、使用可能にするものではありません。
モニターアーム|メリット・デメリットのまとめ
- 画面位置を調整し易い
- 正しい姿勢で首や背中の負担が軽減
- デスク上の空間を広く使える
- 掃除がしやすい
- 転倒防止で地震対策できる
- クランプ式で固定する場合、デスク後ろを壁面にピッタリ設置することは困難
- 電動式スタンディングデスクの配線トレーと干渉しないか確認が必要
クランプ固定は、デスク後ろを壁面にピッタリ設置することは困難
クランプ式で固定する場合は、どうしてもデスク後ろに隙間が必要になってきます。デスクを設置する時の奥行は少しゆとりをもって設置できるようにスペースの確保を検討してください。


地震対策にも役立つ
最近、本当に地震が多いですね…。モニターアームで固定されていると、モニターが転倒して壊れないように防止してくれます。
最近地震が多いので共有🙌🏻
— ゆめくい ゆん💜🫧 ばくのVtuber ୨୧ ばくパーカー販売中‼️ (@yumekuiyun) July 1, 2026
モニターはぜっっっっったい
信頼あるメーカーのアームで
固定するべきです…!!!!!!
エルゴトロンは
震度5強以上の地震に耐えてる…!!!
机に直置きしてた
モニターは画面逝きました pic.twitter.com/1HsgXOAWzy
関西地震無事です
— 鳥乃カヲリ🐤illustrator (@torinokawori) May 2, 2026
モニターアームにしておいて良かった…
家具に地震突っ張り棒と、エルゴノミクスのモニターアームはつえーな。
— ぐほん (@guhon) January 1, 2024
この地震でも耐えたわ。
モニター使ってるゲーマーも非ゲーマーもモニターアーム買え!!!!
— フリーダム@進捗00% (@FREEDOM_1000_) March 17, 2022
家は全部モニターアームに着けてるから6強の地震でも無事でした!!!!!
昇降デスクで使うときのポイント
電動式スタンディングデスクの配線トレーとの干渉を確認する
電動式スタンディングデスクを使用する場合には、天板裏に配線トレーを設置することになると思います。その時は、モニターアームのクランプ部分のスペースがあるかどうかの確認が必要です。


モニターの高さを最適化すると姿勢が変わる
長時間パソコンのデスクワークする方、テレワークの肩こり対策をしたい方等…パソコンを使用する時に気を付けたいことはなんと言っても作業するときの姿勢です。
背筋を伸ばしていてもモニターの高さが目線と合っていないと首、背中の痛みや頭痛、肩こりや猫背の原因にもなってしまい体に不調を感じてきます。
モニターアームを利用するとモニター画面を適した位置に自由に変えられるので、画面の高さや距離を調整して、自分が見やすい位置に合わせられます。



PC作業やスマホの触り過ぎでストレートネックになってしまったのですが、モニターの高さを最適化すると首や背中の痛みは軽減されました。
スタンディングデスクの高さを頻繁に変える方にも、安全対策も兼ねてモニターアームを使用することはメリットが大きいですね。
この記事がどのモニターアームを購入したらいいのか迷っている方の参考になれば幸いです。


















