立ったり座ったりと、どちらでも使える便利なスタンディングデスク(上下昇降デスク)ですが、立って使う時の丁度いい最適な高さってどうやって知ることが出来るんでしょうか?
もちろん、身長の違いによってベストな高さは変わってきます。
しかし、立ち作業で体に負担をかけない高さは人それぞれで、最適な机の天板高さは身長の違いだけで分かるものではありません。身長が同じ人でも丁度いい高さは違ってきます。
自分に合ったスタンディングデスクの高さは身長だけでは判断できない
じゃぁどうやって自分に合った高さを知ることができるのか?
その方法はとっても簡単で、あなたの肘の高さがポイントになってきます。
目次
最適な高さは肘の高さで決まってくる
立った時の肘の高さを測ることで自分に合った最適な高さを知ることができます。
身長が同じでも、腕の長さや肘の位置は人それぞれですよね。
姿勢良く背筋がまっすぐ伸びる状態で、腕を曲げて机に肘を載せた時の高さ、その肘の高さが腰や体に負担をかけにくい最適な高さになります。
では、下記の高さが実際にどれだけ違うのか確認してみましょう。
- 身長で予想できる最適高さ
- 肘までの高さ
身長と肘の位置で最適高さを比較!
Bauhutte(バウヒュッテ)さんの記事で便利なツールがあります。
スタンディングデスクでの最適な机の高さの自動計算ページ
身長を入力すれば高さが分かる自動計算機です。算出された数値はあくまでも参考ですが、実際に私の身長と測った最適高さを比較してみました。
「身長から」「肘から」分かる最適高さとの誤差が大きい
私の身長は163cm。
なのでBauhutte(バウヒュッテ)さんのツールから導き出された高さは
書き仕事を行う場合は100cm
キーボード作業を行う場合は95cm
次に素足の状態で姿勢を正して肘を90度になるように曲げて高さを測ってみると・・・
肘の高さは105cm
その誤差は5cm以上
比較すると結構な誤差があります。
誤差が大きくなる要因
体のパーツ長さも人それぞれだから
厚手の靴下、スリッパ、足元のラグの厚さ等…使用状況で変化する
今回はもちろん素足の状態で計測しました。
ですが、このことからも身長だけでは安易に判断できないという事が分かります。
もちろんこの誤差が無い方もいるかと思います。
高さが合っていないと長時間立っているのは辛い
私が以前使っていた自作のスタンディングデスク高さが100.5cmで、当時はそこまで最適高さは意識していませんでした。
高さが合っていないと、キーボード作業でも低く感じ、長時間パソコン作業をしていると腕の重さが原因なのか?手の付け根の骨部分が頻繁に痛くなっていました。
それに正しい姿勢ではない場合、腰への負担も多くなります。
私はもともと猫背で会社での長時間デスクワークもあってか腰痛持ちなんですが、昇降しない(自作DIY)スタンディングデスクでは長時間立っていると体が辛く感じていました。
立っても座っても使える机を簡単DIY!バカ売れのデスク柱脚まとめ
昇降式のスタンディングデスクに変えてから、自分に合った最適高さで作業ができているからか体に負担がかかっている感じは無く快適です。
机の奥行も余裕が必要!「据え置き型」がベスト
机の奥行も重要でキーボード位置まで腕を置くスペースが十分に無い場合、腕が置きづらくなるので腕の重さが手首等にかかり易くなります。腕の長さも人それぞれですし、やっぱり自分の体型に少しでも合っていないと快適とは言えません(TwT。)
既存の机の上に載せて使う「卓上型タイプ」だとスペースが限られているため、長時間作業をする方には天板全体が昇降する「据え置き型」がベストです。
モニターは目線と同じ高さにすると正しい姿勢を保てる
背筋を伸ばしていてもモニターの高さが目線と合っていないと首、背中の痛みや頭痛、肩こりや猫背の原因にもなってしまい体に不調を感じてきます。
モニターアームを利用するとモニター画面を適した位置に自由に変えられるので体に負担なく快適な状態で作業が行えます。
手軽に高さを変えられる事が昇降スタンディングデスクの良いところ
パソコン作業や同じ姿勢で長時間作業するとなるとやっぱり微調整(無段階調整)できるデスクが優れています。
また、スリッパを履いた状態や足元に厚手のラグを敷くと、その時々で最適高さは変わってきます。
なので、簡単に高さが変えられるステンディングデスクがストレスが無くおすすめです。
この時は「昇降式のデスクで本当に良かったー」とひしひしと有難みを感じた思い出があります。
昇降式のスタンディングデスクなら突然のアクシデント時にも対応しやすい事もメリットの一つです。
また、個人的にはかかとの上げ下げや軽く運動しながらスタンディングデスクに向かって仕事や勉強をすることもあるので、天板を高めにして使うこともあります。こんなことが出来るのも手軽に高さが変えられる電動式を使ってるからですね。