- スタンディングデスクは沢山種類が販売されていて、結局どれを選んだらいいのか分からない
- 電動式昇降デスク選ぶならやっぱりメモリー機能があった方が良いのかな…
同じような機能を持っているスタンディングデスクでもメーカーや種類によって細かな違いもありますし、価格も様々です。
紹介するのはこちらの商品↓
- 簡易組立てだから届いてすぐに使える
- コの字型フォルムだから足元のスペースが広くとれる
- 昇降ボタンのみのシンプル機能だから安く買える
この記事では下記項目を確認します。
- 昇降ボタンだけのシンプル機能で満足できる人・できない人なのか?
- 簡易組立て昇降デスクの意外なメリットとデメリット
- 足元のスペースを広くスッキルさせられる「コの字型」フォルムの活用方法
- 他のスタンディングデスクと比較し「EC9」を選んでも後悔しないのか?
目次
届いて15分後に使えるスタンディングデスク
簡易組立てだから天板とフレーム脚を固定するだけ
FlexiSpotのEC9シリーズは天板とフレーム脚2本をボルトで固定するだけのスタンディングデスクです。
家具の組立てが苦手な方や、忙しい人におすすめです。通常のスタンディングデスクだと説明書を見ながら1時間はかかる組立て作業が4分の1の作業時間で終わります。
ちなみに自分で組立て道具を用意する必要はありません。
組立て方法のレビューは必要ないくらい簡単です(笑)
組立て説明書はこちら
私は写真を撮りながら組立てたので30分程かかりました。別売りの天板に取り付けるスタンディングデスクと比べると圧倒的に組立ては楽でした。
簡単に組立てられる理由の一つに、天板に一部のパーツが組立てられた状態で商品が届くからです。
組立て代込みの日本メーカーデスクの5分の1の価格
ちなみに、「自分で組立てるは苦手」「組み立てが面倒」という方は、メーカー作業員が組み立てまで行ってくれる日本製のスタンディングデスクを検討するという手もあります。ただし、その分価格も上がってきます。
例えばオフィス家具メーカーで有名なOkamuraなら価格は4~5倍はします。
もちろん価格分の安定感に違いはありますが、自宅デスクとして使う分にはこのEC9も十分な安定感は確保しています。
簡易組立ての意外なメリット・デメリット
メリット:安定感
耐荷重が小さいけれど安定感がある
EC9は耐荷重が50kgと特に大きいわけではありません。でも、実際に組立てて使ってみると「あれ?十分安定感があるなぁ…」と感じます。
安定感がある理由は、
- 既に一部の部品パーツが天板に固定された状態なため
- 天板サイズが120×60cmのみと大きすぎず、脚フレーム間隔も開きすぎていないため
だと感じました。
別売りの天板に一から自分で取り付ける場合と比較するとEC9は安定感があります。
また、耐荷重が大きくないスタンディングデスクでも無理に荷重をかけない限りは使用上問題ありません。
仮に、凄く重い物を載せる場合やとにかく安定感を求める場合は耐荷重が大きいデスクを選択すれば解決します。
デメリット:ひとまとめ梱包で重い
梱包された状態のダンボール箱が重い
部品はまとめて1つのダンボールにまとめて梱包されて届きます。なので、とても重くなり運ぶのが大変です。半分組立てられた状態で届くEC9は天板とセット販売のためです。
スタンディングデスクは天板を上昇させて使用する際に安全に使えるように脚フレームが一般の机より重く作られています。重心を下にすることで安定させるためです。
約36kgの大きい箱を一人で移動させるのは一苦労です。
下記の方の場合は宅配業者さんから商品を受け取る時に注意してください。
- 使用する部屋が階段を利用した先にある方
- エレベーターがないマンションに住んでいる方
基本、宅配業者の方は玄関入口までしか運んでくれませんので…
対策として、移動させる前に開封するのが一番だと思います。部品を一つずつ運ぶなら一人でも問題ありません。
「コの字型」フレーム脚が中央に無いから足がぶつかりにくくて◎
フレーム脚手前の方が広いため収納ワゴン等を置きやすくなっています。横から見たら分かり易いですね。
収納ワゴンをフレーム脚にまたがって置きやすいデスクなので、足元がスッキリします。
※画像の収納ワゴンはこちら
立って使い始めれば分かるのですが、足元に物を置いていると自分の足をよくぶつけます。私は立ちながらよくストレッチをするので尚更ですが(笑)
なので、できるだけ足元のスペースが広く取れると窮屈に感じにくくて良いですね。
昇降ボタンだけのメリット・デメリット
「EC9」はメモリー機能や障害物検知機能は無く、上下昇降機能だけのスタンディングデスクです。
メモリー機能や安全性に配慮された機能が付属しているデスクはその分値段も高くなってきます。
メリット:他社の「手動式デスク」との価格を比較
私は当初、手動式のスタンディングデスクを約1年使用しその後、電動式へ変えました。手動式はどうしても天板高さを変える作業が手間になってしまいます。
買い替えることなく長く使い続けられる電動式デスクとなると「EC9」は立ち作業デビューに導入しやすいデスクかと思います。
デメリット:シンプル機能だけで満足できるのか?は頻繁に高さを変更するかで変わってくる
実際に「メモリー機能がない昇降ボタンのみ」のスタンディングデスクを使用していた頃の感想としては、
- 上下昇降は楽だけど、自分に合った高さに微調整するのが面倒に感じる
- ただし、手動式を使っていた頃と比べれば電動式の快適度合いは雲泥の差がある
私みたいに圧倒的に面倒くさがりの方でない限りは、「昇降ボタンのみ」でも十分な機能かと思います。
また、立ってデスクを使う時間が増えると、立ち続ける事に疲れを感じてくるはずです。初めはなれなくて直ぐに座りたくなるかもしれません。私も初めは体力が無くて長い時間立っていられませんでした。
もちろんずーっとつっ立っていることは逆に脚にも負担がかかってしまうので、適度にストレッチをしたり脚を動かすことが大事です。
基本スタンディングデスクは「立ったり、座ったりを繰り返して使う」方法が推奨されています。そのため頻繁に天板高さを変更するとなると、自分の最適高さを記憶する「メモリー機能」がないことに不便を感じます。
ただし、使い始めは疲れを感じて座る回数も多いでしょうが、使い続けていると一度も座ることなく一日中立って使っていたという日が増えてきます。今の私がそうです。私が座る時は、仕事をしながらデスクで昼食をとる時・風邪で体調が悪くても仕事をしている時くらいです。
結局は立ち作業に慣れるまで高さを微調整する数秒が苦じゃないかどうかで決まってきます(笑)
他の電動式スタンディングデスクとの比較
他の「昇降ボタンのみ」スタンディングデスクと比較してみます。
商品名 | 価格 | 昇降範囲 | 天板サイズ | 耐荷重 |
FlexiSpot 「EC9」 | ¥~35,200 (価格は変動します) | 73~123cm | 120×60cm | 50kg |
アイリスオーヤマ 「DST-1200」 | ¥40,090 | 72~120cm | 120×60cm | 50kg 昇降時20kg |
ニトリ 「DSH-12070」 ※配送員組立て | ¥93,390 | 71~115cm | 120×70cm | 不明 |
IKEA 「BEKANT」 | ¥49,990 | 65~125cm | 120×80cm | 70kg |
ニトリとIKEAの商品はショールームで実物を確認できるところが良いですね。(場所によっては置いていない店舗もあるので要確認です☆)
ちなみにタイミングによってはFlexiSpot「EG1」(簡易組立てではない)の方が安く手に入ることもあります。簡易組立てにこだわらない場合はチェックしてみてください↓
さいごに、設置した時の状態チェック
壁際にデスクを置いた時、天板は壁にピタっと設置できます。ただ、画像のように脚先があたる部分に幅木がある場合はその分隙間ができます。
稀に天板と脚先の長さが揃っておらず壁際にデスクを置いた場合大きく隙間ができてしまうスタンディングデスクもありますが、「EC9」の場合は問題なく置けますね。
EC9はこんなデスク
- 簡易組立てだから届いてすぐに使える
- コの字型フォルムだから足元のスペースが広くとれる
- 昇降ボタンのみのシンプル機能だから安く買える
FlexiSpot「EC9」の商品情報
販売元 | Loctek社 ブランド:FlexiSpot |
耐荷重 | 50kg |
脚カラー | ホワイト |
天板カラー | メイプル |
天板サイズ | 1200×600mm |
昇降高さ | 730~1230mm |
価格(税込) | ~35,200円(価格は変動します) |
将来の自分への投資にスタンディングデスク デビューしてみませんか(*´∇`*)